「就労選択支援」とは? 現状のまとめ

就労支援

いつから?既存の就労系サービスとは何が違うの?本当にやるの?

結論、2024年からのサービスなので、まだ詳細は固まっていないんですよね。

名前は決まっています。

「就労選択支援」です。

自分の備忘録としても、現時点で決まっていることを記載します。

2022.10.14に閣議決定されて確定した!

法律に基づいて行うサービスですので、法案が通ることなど、国会での内容、とても重要です。

皆さんは確認出来ていますか?

私は全く確認していません。

ともかく、今回は大きな以下5つのテーマがあり、就労選択支援は上から2番目の施策となります。

1.グループホームのあり方の見直し

2.就労支援においてアセスメントを行っていく新サービスの創設

3.精神障害者に対する施策

4.難病の児童への支援体制

5.データベースの活用

2024年4月1日から施行されます

2024年から新たに創設されます。

就労選択支援

その一つが、「就労選択支援」です。

アセスメントを行うことに特化した専門サービスです。

背景として、就労移行や、就労継続支援A型、B型はどんどん事業所が増えています。

皆さんの地域もそうでしょうか?

私の地域もそうです。

特に株式会社の参入が多いですね。

それはともかく、そこでの課題は、適切な障害のある方の特性に応じて事業所がマッチングできていないのではないか?という課題です。

例えば、一般就労の可能性のある方がずっとB型を利用しているとか、A型での就労が見込まれる方がB型を利用しているとか…。

っていつもやり玉に挙げられるのはB型が多いんですが。

またまたそれはともかく、それは障害のある方と事業所の間でミスマッチが起きているのではないか、という課題意識に基づいています。

地域で感じること

これ実際に実感するためには複数の事業所に行ってみないと正直わかりませんが、まあ確かに「就労の可能性がある方」がB型を利用しているケースはあると思います。

正直B型事業所の立場になってみると、言い方難しいですが能力や技術の高い方はそのまま事業所に居続けてくれた方が実際事業所としては助かるので、積極的に移行させづらいところもあるでしょう。

ただ、それは法律の趣旨とは反するので、移行させなさい、ということなんですよね。

逆に「この方は就労移行では難しいのでは・能力の向上が見込まれないのでは」という方が就労移行使っているケースもあると私は思います。

が、就労移行は2年間の期限があるからいいのでしょうか。

また、もし上記のようにB型に利用者が集まっているのであれば、私はそこに利用者が集まるだけの魅力がある、とも言えると思うのですが…

ただ、やっぱり法律の趣旨と反するということですね。

うーん、考えが固い、けど、そういうものだと理解しました!

まとめ

「就労選択支援」の開始は2024.4月からです。

まだ、大枠のみで具体的な内容までは詰められていません。

これから議論されていくそうです。

どうなるんでしょうね…。

引き続き、続報と感想と気になること、記載していきます。

厚労省での分科会資料はこちらからどうぞ(資料のリンク)

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