障害者雇用で高収入を得たいなら!3ステップで実現する方法

障害者雇用

「障害者雇用の求人を見ると、どれも給与が低い…」と感じたことはありませんか?確かに、障害者雇用の求人の多くは給与が低く設定されていますが、これは長続きしないケースが多いことを理由に、雇用主が慎重になっているためです。しかし、実は高収入を得られる求人も存在します。今回は、障害者雇用で高収入を目指すための堅実なテクニックをお伝えします。

障害者雇用で給与を上げるために必要な3つのこと

まず理解しておくべきことは、すぐに高収入を得るのは難しいということです。例えば、新卒1年目の社員がいきなり高給を得ることは難しいですよね?企業にとっては即戦力にならないからです。しかし、3年の経験がある中途社員ならばどうでしょう?企業にとっては「即戦力」として認識され、給与も高めに設定されることが多いです。

これは障害者雇用に限らず、一般枠でも同じことが言えます。重要なのは、「就職」ではなく「転職」でキャリアを積むことです。次からは、具体的なステップを3つご紹介します。

1. 就労移行支援事業所を利用してキャリアをスタート

初めての就職、もしくは離職期間が6か月以上の方にとって、最初のステップは重要です。ここでのポイントは、初めの給与にこだわらず、キャリアのファーストステップと捉えること。最初は高収入を期待しない方が良いでしょう。

なぜ就労移行支援が有効なのか?

就労移行支援事業所を利用することで、安定したサポートを受けながら2年以上働く実績を積むことができます。2年以上の勤務経験があれば、転職の際に「長く働いてくれそう」という印象を与え、より高い給与が期待できるでしょう。

また、就労移行支援では定着支援も充実しており、就職後も約3年半サポートが受けられます。これは非常に有効な手段ですので、ぜひ活用してください。

※もちろん、就労移行支援事業所でなくとも、サポートを受けられればハローワークナカポツ(障害者就業・生活支援センター)障害者職業センター、就労支援センターでも良いです。

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2. 転職エージェントを活用して転職を考える

2年以上の勤務実績を積んだら、次に転職を検討しましょう。転職の際は、必ず転職エージェントを利用することをおすすめします。転職エージェントは複数登録するのが基本。エージェントごとに扱う求人情報や対応が異なるため、複数登録しておけば、より多くの求人にアクセスできます。

なぜ転職エージェントが有効なのか?

転職エージェントでは、ハローワークや就労支援機関では見つからない、高収入の求人を紹介されることが多いです。特に都市部に強いエージェントもあれば、地方に強いエージェントもあるため、自分の住んでいる地域や状況に合わせて選びましょう。

転職活動を在職中に行うのは大変ですが、離職してからだと不利になる場合があります。在職中に転職活動を進めることで安定した収入を保ちながら高収入の職に転職することが可能です。

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3. 定着支援機関には転職先が決まってから報告

転職を決意した際に、現在の定着支援機関にどう報告するかも重要です。転職先が決まる前に「辞めたい」と言ってしまうと、支援者はあなたを今の職場に留まらせようとするでしょう。しかし、転職が目標である場合は、次の職場が決まってから報告することをおすすめします。

重要ポイント

  1. 「辞めたい」とは言わない
    定着支援は、今の会社に定着するためのサポートです。支援者から転職を勧めることは少ないため、「辞めたい」という相談は控えましょう。報告するときは「辞めます」です。
  2. 転職が決まってから報告する
    支援者は、あなたが何かしらの仕事を続けていることを望んでいます。転職先が決まれば、報告しても問題ありません。特に就労移行支援事業所が行う定着支援サービスの場合、厚生労働省の定めでは、「1か月以内の転職なら支援が継続できる」とされていますので、「辞めたい」は困りますが、「転職先が決まった」は歓迎されます。

とはいえ、定着支援の方は現在勤めている企業先の担当者への面目がないかもしれませんが、そんなことは日常茶飯事です。割り切りましょう。

まとめ:3年をかけて高収入を目指す

障害者雇用で高収入を得るには、短期間では難しいかもしれません。しかし、ここでご紹介したステップを踏めば、堅実にキャリアを積むことが可能です。最初の就職はキャリアのステップとして捉え、少しずつ自分の価値を高めていくことが大切です。

「将来高収入を得たい」という夢と計画性を持って、着実に進めていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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